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歴史関連のイラストや漫画、コラムなど。好きな分野は中世英仏、絶対王政、イスラーム、中国王朝。

中世英仏漫画 ししそん 第1章 5-4

★縦書き本を読む要領で、読む順番は右→左です。 

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f:id:clanker208:20211221182553j:plain《解説》

・ジェフリー

冬のライオン」でもそんなセリフがあったけど、父は若ヘンリとジョンを可愛がって、母はリチャードを可愛がって、ジェフリーだけ何もないんだよね。そんなすねすね感も、反抗の一因だったかもしれない。

 

・ジェフリーとフィリップ

なんかべたべたしてますが、実際この二人は仲が良く(陰険な腹黒同士気が合ったのか)、パリではいつも一緒に行動していたうえ、ジェフリーの葬式中、フィリップは号泣して墓穴に飛び込みかけたらしい。フィリップのことだし、どこまで本気でどこまで演出か分からないけど、いずれにせよあんたそんなキャラだっけ?

ちなみに槍試合についてはこちらで書いてます。ちょっと意外だけど、ジェフリーも作詞したり槍試合大好きだったり、南方文化にどっぷりなタイプだった。

 

・ジェフリーの子供

この時点でジェフリーは長女アリエノール、長男アーサー(出生前)を設けていた。兄たちと違って、ちゃんと子供残してるのは(統治者として)偉いと思う……。

ちなみにアーサーは後で出てくるけど、かなり後なので出てくるまで書き切れるか……。いや、がんばる。

 

・親子鷲のタペストリ

伝承によると、ウィンチェスター宮殿には親鷲と4羽の子鷲が描かれた絵が飾ってあったそうだ。子鷲が寄ってたかって親鷲を襲い、なかでも一番小さい子鷲が親鷲の目をえぐろうとしている、といういかにもな図柄で、ヘンリはこの絵を自分と息子たちになぞらえていたそうだ。(参(13)

はい、画力が追いつきませんでした。